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[​凪​ぐ​色​彩​]

by ケイシャー[keisya_kasher]

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1.
塞ぎの虫 02:19
曲がって曲がって曲がった結果、 いつの間に本道に戻ってた 出来ないことを後回しにした結果、 出来る事しか出来なくなった 歩みを止めた自分を憐れみ、 自分から連絡を取らなくなった 時間は誰にも等しく流れ続ける 隙間を埋めるように物を溢れさせる 隙間を埋めるように音を流し続ける 逃げ場を失うまで現実を無視する 埃を被った時計が音を立てる 人に会って照れを隠さず泣く 周りを気にせず笑い声を出す 毎月募金を作業的に振り込む それって昔自分が嫌ってた人種じゃないか 曲がって曲がって曲がった結果、 いつの間に本道に戻ってた 出来ないことを後回しにした結果、 出来る事しか出来なくなった 歩みを止めた自分を憐れみ、 自分から連絡を取らなくなった 時間は誰にも等しく流れ続ける 陰鬱なわけでもないが眩しいわけでもなく 負けが込んだではあるが勝ちが無かったわけでもない 逃げ場を失うまで現実を無視する 荒野を干し草が転がっていく 埃を被った時計が音を立てる 人に会って照れを隠さず泣く 周りを気にせず笑い声を出す 毎月募金を機械的に振り込む それって昔自分が嫌ってた人種じゃないか
2.
05:04
[ 流れる雨雲を見つめながら 元来た道を振り返ろうとしている 流れるせせらぎを思いながら 踏みとどまる眼から何かが堰を切る ] 流れる雨雲を見つめながら 元来た道、 振り返ろうとしている 厭世が終わり自己嫌悪に向かう 次の蛇足へ向かう 何かが堰を切る 悲しい時にも笑みは作れる 悲しい時にも笑みはこぼれる 涙が次に繋がると願う そして貴方にも星は瞬く 流れる雨雲を見つめながら 元来た道を振り返ろうとしている 流れるせせらぎを思いながら 立ち止まる私を何かが通り過ぎる 感傷が人の涙を星空に喩えて飾ろうとする 感傷が思い出とかを未来の欠片と喩え、 食いしばる 憐憫が絶えず立ち止まる適当な理由を許そうとする 二律背反が螺旋を描いて線となって楔を打つ 己を蔑むほど安らぎを得るワケも分かるっちゃ分かる 乗ってるタクシーで流れる深夜便が一応は空白を埋める 窓から見える白む空は昨日見た夜明けと同じ景色 逃げて戻った部屋の窓に朝が来る 次の蛇足へ向かっていく 悲しい時にも笑みは作れる 悲しい時にも笑みはこぼれる 涙が次に繋がると願う そして貴方にも星は瞬く 悲しい時にも笑みは作れる 悲しい時にも笑みはこぼれる 涙が次に繋がると願う そうして貴方にも星は瞬く 振り切るようなスピード、 って事にして まだ無理に笑顔作る 吹けよ風呼べよ嵐、 って口にして また一日は始まる むず痒さは治りかけ、 って事にして 笑えよ、 笑おう、 笑おうぜ
3.
焦げ空 03:13
優しげな言葉や励ましの類の 漫ろ心越しな歌は耳からズリ落ちる おっきな疑問符調べる事もなく 見ないふりをしてた心の鈍み 濃く滲む 暮れる夕空に向けて伸びてゆく影 照らすヘッドライトが違う影浮き出さす 上を見んなよ、 止まんなよ 前向く 小賢しくごまかそうとすんな 優しげな言葉や励ましの類を 漫ろ心越しな嘘でくるんで言い淀む 知ってる言葉の身に付かなさぶりに 見ないふりをしてた心の鈍み 濃く滲む 星に願いを馳せる意味の儚さとか 昔話に潜む辛い過去の歴史とか 雪に淡さ求むる感傷、 身勝手とか 日々に根ざした事が何故か胸をすり抜ける 街に出れば何かの面影チカチカ 大袈裟なネオンライトが照らす道のゴミを 通り過ぎた店からの笑い声すら 今の自分には懐かしく遠く在る 上を見んなよ、 止まんなよ 嘯く 難しく煮詰めようとすんな 更けていく
4.
5.
6.
ⅲ) 1vs1 01:01
7.
8.
床で眠るカウボーイ 抜け殻は夢見る 障えなう貴方の席にも オレンジ色、 夕焼け 散る黎明 倫理観のバックアップなんぞを受け入れて、 マセて 溝に溜まる可能性の膿 倫理観ごときに絡め取られて 溝に溜まる可燃性のゴミ 床で眠るカウボーイ 抜け殻、 夢うつつ 冴えない貴方の眼の前を オレンジ色、 夕闇 そして 思い出、 掻き傷、 酒、 鏡、 埃、 後ろ姿 鈍る思考、 触れられない 漫ろ心、 またひとり 帰る場所は誰かの胸 また離れてくけど [ 言い残す事はいつも 「会えてよかったよ」 ] 人波は消えてく 患いまた残して 回る映写機 空の劇場 牧場を走る馬車は血塗れ 少年と老婆は静かに見送る 切り捨てきれない夢を紛らわす創作物 同じ孤独を生きる貴方よ 感受性に潰されぬように 腐らぬように 枯れた木にまた水をやろう 回る映写機 空の劇場 牧場を走る馬車は無人で 少年と老婆は静かに見送る
9.
笑う貴方 05:03
夢の中では 隙無く君に甘く囁いているが 違和感が夢の中ですら笑いを誘う ある意味悪夢 照れ笑いが尚更に冷や汗よぶ 前を直視出来ず 夢から醒めずに 夢の中では 君は少し幼くあどけない 違和感は夢だからか、 さほどには感じずに 繋いだ手と手 安心して前向いて街歩く すり抜ける人混み 急に視界が暗くなる ふと目を覚まし 起き上がり 働かぬ頭起こし 眠ってる君の横顔 空気が残る部屋の中で願う 明日もまた幸せであるように 花瓶で咲いてる花 今日も街と照る夜空 同じ向きで歩く そこからの月日の 同じ日々が続いてく 違う日々が過ぎていく 風雨が花を揺らす 生温い景色だ
10.
凪ぐ色彩 03:51
隣から漏れる耳障りなハット 窓から景色を見る バスから降りて歩く 入り乱れる交差点 人混みに揉まれ優しくなれた筈だ 喧しいネオンサイン 街宣車の音楽 心の何かしらを削る [ 此処ではない何処かへ ] 焦燥感に苛まれ 誰より遠くを目指して で、 此処が未来だ [ 此処にはない何かを ] 憧憬にまだ掻き立てられ 出せない手紙が増えた 此れが未来だ 過ぎる街並みに歌う lalala... 酒で愚痴呑み込むより日々彩るのさ 夜が明けてまた夜が来る 絶えず灯は灯してたい 酒で愚痴呑み込むより日々彩るのさ 見えぬ霧も晴れるさ、 灯すさ また陽は昇る また陽は暮れる また陽が昇る
11.
曲がって曲がって曲がった結果、 いつの間に本道に戻ってた 出来ないことを後回しにした結果、 出来る事しか出来なくなった 歩みを止めた自分を憐れみ、 自分から連絡を取らなくなった 時間は誰にも等しく流れ続ける 隙間を埋めるように物を溢れさせる 隙間を埋めるように音を流し続ける 逃げ場を失うまで現実を無視する 埃を被った時計が音を立てる 人に会って照れを隠さず泣く 周りを気にせず笑い声を出す 毎月募金を作業的に振り込む それって昔自分が嫌ってた人種じゃないか 曲がって曲がって曲がった結果、 いつの間に本道に戻ってた 出来ないことを後回しにした結果、 出来る事しか出来なくなった 歩みを止めた自分を憐れみ、 自分から連絡を取らなくなった 時間は誰にも等しく流れ続ける 陰鬱なわけでもないが眩しいわけでもなく 負けが込んだではあるが勝ちが無かったわけでもない 逃げ場を失うまで現実を無視する 荒野を干し草が転がっていく 埃を被った時計が音を立てる 人に会って照れを隠さず泣く 周りを気にせず笑い声を出す 毎月募金を機械的に振り込む それって昔自分が嫌ってた人種じゃないか
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[ 流れる雨雲を見つめながら 元来た道を振り返ろうとしている 流れるせせらぎを思いながら 踏みとどまる眼から何かが堰を切る ] 流れる雨雲を見つめながら 元来た道、 振り返ろうとしている 厭世が終わり自己嫌悪に向かう 次の蛇足へ向かう 何かが堰を切る 悲しい時にも笑みは作れる 悲しい時にも笑みはこぼれる 涙が次に繋がると願う そして貴方にも星は瞬く 流れる雨雲を見つめながら 元来た道を振り返ろうとしている 流れるせせらぎを思いながら 立ち止まる私を何かが通り過ぎる 感傷が人の涙を星空に喩えて飾ろうとする 感傷が思い出とかを未来の欠片と喩え、 食いしばる 憐憫が絶えず立ち止まる適当な理由を許そうとする 二律背反が螺旋を描いて線となって楔を打つ 己を蔑むほど安らぎを得るワケも分かるっちゃ分かる 乗ってるタクシーで流れる深夜便が一応は空白を埋める 窓から見える白む空は昨日見た夜明けと同じ景色 逃げて戻った部屋の窓に朝が来る 次の蛇足へ向かっていく 悲しい時にも笑みは作れる 悲しい時にも笑みはこぼれる 涙が次に繋がると願う そして貴方にも星は瞬く 悲しい時にも笑みは作れる 悲しい時にも笑みはこぼれる 涙が次に繋がると願う そうして貴方にも星は瞬く 振り切るようなスピード、 って事にして まだ無理に笑顔作る 吹けよ風呼べよ嵐、 って口にして また一日は始まる むず痒さは治りかけ、 って事にして 笑えよ、 笑おう、 笑おうぜ
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優しげな言葉や励ましの類の 漫ろ心越しな歌は耳からズリ落ちる おっきな疑問符調べる事もなく 見ないふりをしてた心の鈍み 濃く滲む 暮れる夕空に向けて伸びてゆく影 照らすヘッドライトが違う影浮き出さす 上を見んなよ、 止まんなよ 前向く 小賢しくごまかそうとすんな 優しげな言葉や励ましの類を 漫ろ心越しな嘘でくるんで言い淀む 知ってる言葉の身に付かなさぶりに 見ないふりをしてた心の鈍み 濃く滲む 星に願いを馳せる意味の儚さとか 昔話に潜む辛い過去の歴史とか 雪に淡さ求むる感傷、 身勝手とか 日々に根ざした事が何故か胸をすり抜ける 街に出れば何かの面影チカチカ 大袈裟なネオンライトが照らす道のゴミを 通り過ぎた店からの笑い声すら 今の自分には懐かしく遠く在る 上を見んなよ、 止まんなよ 嘯く 難しく煮詰めようとすんな 更けていく
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床で眠るカウボーイ 抜け殻は夢見る 障えなう貴方の席にも オレンジ色、 夕焼け 散る黎明 倫理観のバックアップなんぞを受け入れて、 マセて 溝に溜まる可能性の膿 倫理観ごときに絡め取られて 溝に溜まる可燃性のゴミ 床で眠るカウボーイ 抜け殻、 夢うつつ 冴えない貴方の眼の前を オレンジ色、 夕闇 そして 思い出、 掻き傷、 酒、 鏡、 埃、 後ろ姿 鈍る思考、 触れられない 漫ろ心、 またひとり 帰る場所は誰かの胸 また離れてくけど [ 言い残す事はいつも 「会えてよかったよ」 ] 人波は消えてく 患いまた残して 回る映写機 空の劇場 牧場を走る馬車は血塗れ 少年と老婆は静かに見送る 切り捨てきれない夢を紛らわす創作物 同じ孤独を生きる貴方よ 感受性に潰されぬように 腐らぬように 枯れた木にまた水をやろう 回る映写機 空の劇場 牧場を走る馬車は無人で 少年と老婆は静かに見送る
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夢の中では 隙無く君に甘く囁いているが 違和感が夢の中ですら笑いを誘う ある意味悪夢 照れ笑いが尚更に冷や汗よぶ 前を直視出来ず 夢から醒めずに 夢の中では 君は少し幼くあどけない 違和感は夢だからか、 さほどには感じずに 繋いだ手と手 安心して前向いて街歩く すり抜ける人混み 急に視界が暗くなる ふと目を覚まし 起き上がり 働かぬ頭起こし 眠ってる君の横顔 空気が残る部屋の中で願う 明日もまた幸せであるように 花瓶で咲いてる花 今日も街と照る夜空 同じ向きで歩く そこからの月日の 同じ日々が続いてく 違う日々が過ぎていく 風雨が花を揺らす 生温い景色だ
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隣から漏れる耳障りなハット 窓から景色を見る バスから降りて歩く 入り乱れる交差点 人混みに揉まれ優しくなれた筈だ 喧しいネオンサイン 街宣車の音楽 心の何かしらを削る [ 此処ではない何処かへ ] 焦燥感に苛まれ 誰より遠くを目指して で、 此処が未来だ [ 此処にはない何かを ] 憧憬にまだ掻き立てられ 出せない手紙が増えた 此れが未来だ 過ぎる街並みに歌う lalala... 酒で愚痴呑み込むより日々彩るのさ 夜が明けてまた夜が来る 絶えず灯は灯してたい 酒で愚痴呑み込むより日々彩るのさ 見えぬ霧も晴れるさ、 灯すさ また陽は昇る また陽は暮れる また陽が昇る

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released July 24, 2016

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